2011年12月11日日曜日

子ども達の想い

私は、ミャンマー里親制度を担当しているものです。
ただいま、里親の方々に成長記録をお届するために奮闘中です。
子ども達が里親の方々に書いた手紙を読むと、
「ここに来て、楽しいです。日本のお母さんのおかげです。」と書いてありました。
私はその文章を読んで、あぁよかった。楽しいって言ってくれていると、本当にホットした気持ちになります。

こういうのもありました。
「日本のお母さんが、私をサポートすることで、生活が厳しくならないように祈っています。」と。
私が思いつきもしなかった文章でした。
貧困家庭で育ち、自らDream Trainに来ることを選んだ子ども達もいます。
子ども達は笑顔で生活していますが、いろんなことを感じ、考えながら生きているんだなと思わせられる文章でした。






里親様から頂いたプレゼントを嬉しそうに持っていますね。(まだ5歳の男の子です。)

2011年11月24日木曜日

11月19日

2010年11月19日、ヤンゴンに28人の子どもを受け入れ、養育施設『Dream Train』をスタートさせました。
本日、一年経ちました。
一年の記念日として写真撮影を行いました。



子ども達が幸せだ、ジャパンハートに引き取られてよかったと思える人生を送れるよう
ジャパンハートは日々努力しなければいけません。

今後ともご支援のほど宜しくお願い致します。


2011年10月24日月曜日

10月13日に初めて動物園に行きました。

初めて動物園と大きな公園に行きました。 (本格的な外出は初めてです。)

教わったとおり、整列して歩きます。  皆、迷子にならないでねーー


クマ、サル、ライオン、ゾウ、トラの本物(実物)も初めて見ました。
それ以外に、見たことがない動物もいました。


   でも猫と犬は動物園にいませんね。何で犬と猫は 動物園にいないの?      教えてください。


全体写真です。


    その日は、動物園だけでなく、大きな公園にも行きました








  今日は、いろいろなものを見て、遊べて本当に面白かったです。

  こんなに楽しかった日は初めて!!



 先生から、『一生懸命勉強して、良い成績を取ったら、また連れて行くよ』 と言われ、
 みんな、これまで以上に一生けんめい勉強しようと思いました。 先生!約束だからね。


 後日談: 今でも動物園の楽しかった話でもちきりだそうです。

里親訪問



日本のお母さんとお姉さんが私のところに会いに来てくれました。
面白いゲームを教えてくれて、他の皆も楽しかったそうにしてました。
私はお母さん、お姉さんに教えてもらったあやとりでお友達と一緒に遊んでいます。










お母さんとお姉さんに会えて本当に心が温まりました。
お母さん、お姉さん、親切な気持ちで、愛してくれてとても感謝しています。
お母さん、お姉さん 大好き!!



2011年10月9日日曜日

寺子屋開校式

私たちにとって 嬉しいことがありました。
私たち、勉強している寺校屋に新しい建物が完成しました。 
先日、開校式を行われました。
その日、子ども達みんなで、踊りを踊って、支援者に感謝の気持ちを伝えました。
緊張したけれど、本当に楽しかったです。
これから新しい施設で、たくさん勉強したいです。















2011年9月17日土曜日

Dream Train短期ボランティア参加者感想文


訪問施設:養護施設「Dream Train

★なぜジャパンハートの短期参加型プロジェクトに応募したのか?
昨年10月の吉岡先生の講演を聞く中で、吉岡先生の志とその思いや考え方と自分の思いや考え方が重なりあったことを感じ、応援しよう、そしてDream Trainがオープンしたら訪問しようと決めていた。そして、その自分が感じた思いを確認することを含めて、先ずは現地に行き、自分自身の眼と耳と肌と心で現地の状況を感じてみようと思った。そして、その後、どうするのかを決めるために応募した。
自分の思いとは、子供たちを輝かせたいことである。

参加して得たもの、苦労したことはなんですか?
自分の生きがいや守りたいもの、そして笑顔を頂いた。そして、訪問前から持っていた自分の思いを確認することができた。そして、子供たちと共に歩んでいこうと思った。
苦労したことは、子供達やスタッフの生活リズムを崩さずに、一緒の時間を共有し、一緒に居ながら、スタッフの邪魔にならないように、どのような手伝いをしたらいいかと考えながら行動したこと。



★参加前のイメージと実際との違いはなんですか?
子供達が明るく、伸び伸び、きいきとしていたこと。ジャパンハートや現地スタッフの日頃の努力が子供達の今の笑顔があるように感じた。そして、1日の生活パターンも出来上がり、普通の日常がそこにあった。子供たちは、小さな子は除き、全員寺子屋又は政府の学校に通っている。寺子屋や政府の学校は1日を午前の部と午後の部の二つに分けて授業が行われ、午前の組と午後の組と交代で学校に通っている。学校から戻ってきたら、宿題をする。
また、食事は朝昼晩の3回あり、ご飯、おかず1品とスープ1品の計3品で十分とは言い難い内容ではあるが、ご飯やおかずはおかわりができ、腹一杯食べることができる。そして、嫌いなものは、残したり他の人にあげたりできる。残すことには最初は驚いた。「貧困=残してはだめ」と自分のなかに図式が浮かんだ。しかし、この図式は私たちの日本人や大人の考え方で子供には関係ないのだと思った。逆に、残すことが許されることは、子供たちは自由な心で伸び伸びできる空間で生活しているように感じ、非常に安心し、施設の暖かさを感じた。
訪問しているときの昼食は準備して頂き、子供達の食事と同じものと1、2品プラスαの食事を頂いたが、非常に美味しかった、お世辞抜きで口にあった。
施設は、非常に整備されていて、綺麗でトイレは洋式でトイレットペーパーも使用できた。そして、逆浸透膜の高純度浄水器が施設にあり、飲料用の水を浄水していた。




今後もこういった活動に参加したいですか?
是非参加したい。したいと言うよりさせて頂けたら嬉しい限りである。
少なくとも一年に一度は訪問し、子供達の成長を見守り応援すると共に、ジャパンハートと現地の意向に沿った現実的な作業や応援を計画的に実施したい。

今後の参加者へのアドバイス、参加を迷われている方への一言
現地では、日本語を話すスタッフが2名居られるので、言葉の問題で躊躇されている方は、気にしないで参加した方がいい。
また、衛生面に関しては、施設は、驚くほど整備されていて綺麗で、トイレは洋式でトイレットペーパーも使用できるので、滞在中はその辺の心配はいらない。
また、タクシーやホテルやお店では軽い英語を話せるので、心配いらないと思う。
そして、ミャンマーと言う国は、外から見るのと内側から見るのでは、大きくイメージが違う。人々は皆明るい。こちらから笑えば、必ず微笑みが返ってくる。皆親切で明るい。
何よりも、子供たちの笑顔と人懐っこさに触れて欲しい。
また、ミャンマー料理は油っこいと聞いていたが、そんなことはなく、非常に美味しかった。また、甘いお菓子(ケーキやまんじゅうなど)は日本のものと変わらず、非常に美味しかったことには驚いた。是非、ミャンマーに来て色々食べてみてください。




参加を迷われているのであれば、是非参加を。






2011年9月8日木曜日

お手紙ありがとうございます。












里親さまの写真を嬉しそうに持った子どものの写真もありました。
(里親様の顔がおもいっきり写っていたのでブログに載せることは控えさせて頂きました。)



里親様のおかげで子ども達はすくすく育って行っています。
一緒に成長を見守ってくださいね。



2011年9月5日月曜日

お手紙ありがとうございます。






日本のお母さん、お父さんから手紙をもらって子ども達はとても嬉しそうですね。




この子たち以外の里親様からお手紙を頂いていますが、何度挑戦してもアップできませんでした。
ブログには載せることができませんでしたが、確実に届いていますので、ご安心ください。


2011年8月19日金曜日

はじめまして!!

こちらのブログでは初めまして、ジャパンハートでインターン生としてミャンマーに滞在しロジをやらせていただいている、じゃすみんと申します。
自分で「じゃすみんです」と自己紹介するのは大変恥ずかしいのですが、笑名前が茉莉子なので皆さまにはじゃすみんと呼んでいただいています。

さて、DreamTrainに先日新しい子供たちがやってきました!
女の子2人に、男の子1人・・・6年生と7年生なので、みんなここでは少し年上のお兄さんお姉さんです。

子供たちの数が多くなり、建設中の新しい建物もまだ完成していないこの時期に来たのには、理由があります。

地震です。

東日本大震災で日本は甚大なダメージを受けましたが、その後すぐに連動するかのようにミャンマーでも、北東部にあるシャン州で大きな地震がありました。

それ以前の貧しさの上に、家も学校も壊れてしまった。暮らしはますます厳しくなり、当然勉強も続けられるような状況ではありません。

そんななかで、特に早めの支援が必要な家庭の子供をジャパンハートの現地スタッフが私たちのところに連れてきてくれました。


私自身東北に2カ月滞在し、地震や津波の恐ろしさやそこに住んでいた人々の生活の変容を目の当たりにしました。

海の向こうのここミャンマーでも、同じことが起こっているのです。他人事とは到底思えません。


DreamTrainには、その他さまざまな理由でやってくる子供たちが現在107名暮らしています。

シャン州の言葉はヤンゴンで使われる所謂ビルマ語とは違うので、初めは言葉も分からず親しい人の誰もいない見知らぬ土地に来て、それでも徐々に新しい生活に順応していく子供たち。
小さな背中には、その笑顔からは想像もつかない辛い過去を背負っていることが多々あります。

来たばかりの頃は、寂しさから泣いてしまったり、帰りたいと訴えることも少なくありません。
新しく来た3人が、これまでに来た104人の仲間たちのように
ここに来てよかったと思える日が、どうか1日でも早く訪れますように。

ジャスミン

2011年8月6日土曜日

お手紙ありごとうございます。

里親様から頂いたお手紙をスタッフが直接子ども達へ届けています。






日本にも自分を育ててくれる里親がいることを感じながら子ども達はすくすく育っていきます。

ご支援してくださる里親様 本当にありがとうございます。

陽子

2011年7月28日木曜日

里子への手紙の書き方について

Dream Trainで生活する子ども達は104人になりました。
私たちが活動することで、子ども達が幸せだと思える人生を歩んでいってほしいものです。


さて、里子が増えるについて、里親の皆様にも多くのご支援を頂くようになりました。
里親様から支援金だけのご支援だけでなく、日本に自分のことを思ってくれる親がいることを子ども達に知ってもらえるようにジャパンハートでは里親様と里子に手紙のやり取りをして頂いております。

なので、本日は手紙の書き方について説明したい思います。

※手紙はB5以内で日本語で書いて下さい。スタッフが直接、現地に持参し日本語に訳して、里子に渡しています。
※いつ書いて頂いても構いません。
※里親からの手紙はスタッフが直接届けているため里子からの返信が来るまで時間を要しますがご了承ください。里子からの返信が来たら、また書いて頂けるといいかと思います。
※プレゼントはシールや里親様のお写真、日本の風景など封筒に入る程度のものに制限させて頂いております。


後日里親様から頂いた手紙を渡している様子をアップする予定です。ご期待下さい。

2011年7月6日水曜日

お勉強中。

子ども達は毎日寺子屋で勉強しています。
Dream Trainで生活する子どもの中には貧しくて、学校に行けなかった子どももいます。
貧しさのために途中で辞めざるおえなかった子どももいます。


そんな子ども達ですから、一生懸命に取り組んでいます。




5歳児クラスはまだまだ、鉛筆を握って座っているだけが精いっぱいの子どももいますが。。。





                                                         陽子

2011年6月16日木曜日

お誕生日会



Dream Trainのお誕生日会の写真です。
子ども達、全員でお祝いの歌をプレゼントしました。
今日は特別にケーキも食べれるし、みんな楽しそう。




最後にみんなで記念撮影しました。


                                                                陽子



2011年5月26日木曜日

ひまわり



私たちは自分たちのことをひまわりだと思っています。





ひまわりは太陽の光を浴びないと元気に育っていきません。





私たちはひまわりで、
私たちを育ててくれる日本のお父さん、お母さん、そして、いつもそばにいてくれる先生のことは、太陽だと思っています。
先生やお父さん、お母さんの大きな愛に包まれながら、ひまわりのように、私たちは大きく育っていきますね。



2011年5月18日水曜日

僕たちの日課

水浴びをする前に 僕たちは畑に水やりをします。
僕たちにとって木は大切なものです。
木が育つと僕たちの家は緑に囲まれます。
そして、僕たちで作った野菜を収穫し、みんなで食べるなんてとってもワクワクします。
僕たちが育てた花を見て「きれいだね」と言われたら、本当にうれしいです。
草花を育てることが僕たちの誇りです。





大好きなこと。

こんにちは。
僕たちはDream Trainで頑張っている男の子達です。
僕たち、大好きなことは絵を描くことです。
勉強しすぎて、大変な時は、絵を書いて気分転換をします。
本当に楽しいです。




できたよー!!



花嫁修業?

子ども達がDream Trainにやってきました。
今来ている服ともう一着しかみんな持っていません。
2着しかないのに、着てる服も、もう一つの服も全部穴だらけ。
ズボンは股間のところが10cmほど破れています。
でもそのまま着ています。
ミャンマーには貧困で必要なものを買うお金がない家庭があります。
そんな家庭の子どもは お姉ちゃんが犠牲になり、売られていくのです。
写真の子どもは破れた服を恥ずかしいそうに私の所に持ってきて、縫ってほしいと言ってきました。
子ども達が到着したら私の花嫁修業が始まります。
毎日、毎日裁縫です。
元気な子ども達は縫っても縫っても またどこかでひっかけて、破れて、持ってきます。
写真の子どもは日本から送られてきたキレイな服を着て大満足の顔をしていますね。




陽子 2011.3.11
里親を募集しています。http://www.japanheart.org/support/foster_care.html





先生、指貸して!!





今までお金がなくて途中で学校に通えなくなった子どももいます。
3年生まで通っていても、何年も勉強をしていなかった子どもは1年生や2年生のレベルまでしかわからないことがあります。
だから、行っていた学年と関係なく、先生たちがその子のレベルを判断し、見合った学年に戻って勉強を教えています。
そんな中、勉強している子どものそばで、見守っていると
「先生 指貸して。」言って来た男の子がいます。
8歳の男の子で普通なら3年生ですが、今は1年生からやりなおしています。
この子は、足し算を指を使ってやります。
だから、20以上の足し算は自分の指では足りないので、他の人の指が必要になっちゃいます。
30以上の足し算は他の人の手の指だけじゃなく、足の指まで借りちゃいます。
私の汚い足と 一生懸命にらめっこしているその姿
可愛くて可愛くて、仕方ありません。
この子の10年後はどうなっているのか?
どんな大人になるのか?
それは、私たちの技量で変わってきていきます。
神に誓って、一生懸命育てます!!
陽子 2011.2.13

里親を募集しています。詳しくは以下へ ↓↓
http://www.japanheart.org/support/foster_care.html

親を亡くした男の子






テッコーアウン君は両親をエイズで亡くし、おじいちゃんと二人暮らしでした。
テッコーアウン君の家は木材倉庫のとなりの物置です。
おじいちゃんが木材倉庫の警備にあたっているというで、1か月に1500円もらえます。
ミャンマーの平均月収は約7000円なのを考えると1500円で生活していくのはとても大変です。
おじいちゃんは72歳。ミャンマー人にしたら高齢です。
これくらいの年齢だと、自分の子どもたちに面倒をみてもらいながら生きていく世代にあたります。
しかし、頼りにしていた子どもはエイズを発症したため、孫を置いて、亡くなってしまいました。
おじいちゃんが死んだらテッコーアウン君はどうなってしまうのでしょう。
まだ小さい子どもなのに一人で生きていかなくてはならないのです。
テッコーアウン君はおじいちゃんと共にDream Trainに来ることになりましたが、ミャンマーにはまだまだ、このような家族がたくさんいます。
寂しい想いをしながら、生活をするために、物乞いをしたり、体を売ったりする子どもが出ないように頑張らないといけないなと思います。
陽子 2011.1.19