2011年5月18日水曜日

性教育の大切さ

子ども達がどんなところから来ているか少しづつ紹介していきたいと思います。

今日も子どもを預けたいという家族がいました。
その家族は子どもが5人兄弟でした。
一番上の長女はタイに出稼ぎに出たところ、マレーシアに連れて行かれ連絡がとれなくなりました。
一番下の子どもは52日目でした。
両親は2番目、3番目、4番目を預けたいと言ってきました。
その家族は昨日食べるお米がなく、近所の人にお米を借りました。
お父さんは日雇いの仕事をしていますが、仕事もなかなかなく、毎日満足のいく食事をとれずに生活しています。塩とお米以外は口にできません。

私は赤ちゃん以外の子どもを連れていくので、その変わりに、親と離れて生活しないといけないような子どもをもう作らないでほしいと訴えました。

そこで、
「いつ妊娠するか知っていますか?。」と聞いたところ、
「3~4年に1回子どもが生まれるので、3~4年に1回だと思います。」と返事がありました。
マジですか

私はかばんの中にあった紙を取り出し、月経と妊娠について説明しました。
そして、どうせ捨てられるだろうと思いながら、お母さんに渡しました。
それから数日経って、連れて行く子ども達の健康チェックをするために再び、家に訪れました。
そこには、なんと

寝室に私の渡した紙が表彰状を飾るように寝室に飾られているではないですか




お母さんには これが大切なことであるとわかってもらえたんだと知って、ほっとしました。
誰かがこのことを教えてあげていたら。。。。
私はもっと性教育をみんなに知ってもらわなければいけないと強く思いました。


陽子 2010 122

0 件のコメント:

コメントを投稿