2011年5月18日水曜日

ある家族の話

Dream Trainに来ている子どもの話。

引き取ってほしいと依頼のあった家族の話です。
連れて行ってほしいのは9歳の女の子です。
その子のお母さんはその子を産んだあと離婚し、再婚しています。
再婚後2人の子どもを産みました。
残念ながら再婚相手がHIVに感染しており、お母さんと弟二人がHIVに感染しています。

そんな中、お父さんは子どもを置いて出て行きました。
お父さんもいない中、お母さんはエイズを発症し動けない状態になりました。
学校に行っていた女の子は下の5歳と2歳の弟を自分が面倒と家事をするために学校を辞めました。
お母さんは少し体調が回復し、子どもの面倒を見ることができていますが、女の子を学校に行かせるほどの余裕がありません。
お母さんのは、
「自分が死んだあと、子ども達がどうやって生きていくのかが一番の心配です。」
と話します。
私たちは、女の子を引き取り、弟たちにはHIVの孤児を受け入れる施設を紹介しました。
HIVに感染し、自分が死んだ後、子ども達はどうやって生きていくのか心配だと話す家族は山ほどいます。
そんな親たちが安心して最期を迎えられるように、素敵な施設を造りたいと思います。
 
                    陽子 2010.12.21
ご支援して頂ける方を募集しています。
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