2011年5月18日水曜日

私も。。。

Dream Trainに来る子どもは全員HIV検査を行います。
Dream Trainに来ることが決まった子ども達を病院に集めて検査を行いました。
病院のイスで検査待ちをしていると、見たことのない9歳くらいの可愛い女の子が子ども達の隣ですわっていました。

体調が悪いので受診でもしにきたのかなと思ってみていました。

全員のHIV検査が終わり、帰ろうとしたところ、
「私も。。。
と声をかけて来たのです。
「私も」の意味が理解できなかったので、よくよく話を聞いてみると 
その女の子はジャパンハートの活動をどこかで聞いて、ここに来れば自分の連れて行ってもらえると聞いて、やってきたそうです。


家族の話や、収入の情報がわからないので、家を見て、家族と話をしてから、連れていくか決めるために、また改めて彼女の家に行くことにしました。





彼女の家までは足場が悪く、バイクも車も入れず、徒歩で行きました。 

父親は仕事がなく、木の実をとってそれをお米に変えて生活しています。
3食べれないことも多く、毎日お米を食べることができません。
そんな中学校に行かせることも出来ないので、女の子を町に住んでいる親戚に預け、学校に行かせてもらっていましたが、親戚も経済的問題で、女の子を学校に行かせることができなくなり、辞めるざるおえなくなりました。

その女の子を引き取ることにしました。

ここまでの道のりは足場も悪く、車では入ってこれない場所ですが、こんなところまで国外から来た人身売買のブローカーがやってきて子ども達を連れ去ってしまったようです。
この家族と同じように、経済的に困っている家庭が多い村でしたが、村人は私たちと会おうとしませんでした。

そんな話を聞いて心が重くなる一方です。
一人でも多くこんな子ども達がなくなればいいなと思います。

陽子 2011.1.3
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